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【結果】第71回びわ湖毎日マラソン 結果(2016年3月6日開催) [陸上 競技結果]

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2016年3月6日に行われた、リオデジャネイロオリンピック男子マラソン日本代表を懸けた最後の選考レースである第71回びわ湖毎日マラソンの結果です。


【結果】※順位、タイムは速報値
1位 ルーカス・ロティッチ(ケニア)2:09:11
2位 北島 寿典(安川電機)2:09:16
3位 アルフォンス・フェリクス・シンブ(タンザニア)2:09:19
4位 石川 末廣 (Honda)2:09:25
5位 深津 卓也(旭化成)2:09:31
6位 丸山 文裕(旭化成)2:09:39
7位 川内 優輝(埼玉県庁)2:11:53
8位 中本 健太郎 (安川電機)2:12:06
9位 井上 大仁(MHPS長崎)2:12:56
10位 池田 宗司(ヤクルト)2:13:27
11位 ムニョ・ソロモン・ムタイ (ウガンダ) 2:14:57
12位 松宮 隆行(愛知製鋼)02:14:58
13位 田村 英晃(JR東日本)02:15:00
14位 長谷川 清勝(JR東日本)02:15:42
15位 マイナ・ディション・カルクワ(重川材木店)02:15:42
16位 シュラ・キタタ(エチオピア)02:16:09
17位 高橋 憲昭(DeNA)02:16:18
18位 佐々木 寛文(日清食品)02:16:32
19位 佐藤 淳(早稲田大学)02:16:33
20位 加藤 德一(ヤクルト)02:17:09
21位 荻野 皓平(富士通)02:17:14
22位 福山 良祐(Honda)02:17:37
23位 岡本 直己(中国電力)02:17:47
24位 大谷 康太(JFEスチール)02:17:53
25位 酒井 将規(九電工)02:17:54
26位 前田 和浩(九電工)02:17:56
27位 松藤 大輔(カネボウ)02:17:56
28位 五十嵐 祐太(JR東日本)02:17:59
29位 森橋 完介(大東文化大学)02:18:11
30位 谷川 智浩(コニカミノルタ)02:18:23
31位 中村 高洋(京セラ鹿児島)02:18:29
32位 高林 祐介(トヨタ自動車)02:18:31
33位 中尾 勇生(スズキ浜松AC)02:18:53
34位 後藤 敬(西鉄)02:18:55
35位 福田 穣(八千代工業)02:19:06
36位 足立 知弥(旭化成)02:19:08
37位 園田 隼(黒崎播磨)02:19:25
38位 出口 和也(旭化成)02:19:28
39位 井戸 浩貴(早稲田大学)02:19:44
40位 佐久間 祥(亜細亜大学)02:20:16
41位 内藤 寛人(愛知製鋼)02:20:24
42位 藤山 哲隆(住友電工)02:20:48
43位 辻 茂樹(大塚製薬)02:21:05
44位 石田 亮(自衛隊体育学校)02:21:09
45位 松井 将器(東京工業大学)02:21:31
46位 松宮 祐行(日立物流)02:21:39
・・・
52位 柏原 竜二(富士通)02:22:15
・・・
62位 上野 裕一郎(DeNA)02:23:09
63位 外丸 和輝(トヨタ自動車)02:23:13
64位 米澤 類(中国電力)02:23:14

招待選手、主なエントリー選手はこちら

北島寿典選手ラップ
〜5km 15:04
〜10km 15:07
〜15km 15:08
〜20km 15:14
中間点 1:03:54
〜25km 15:24
〜30km 15:40
〜35km 15:27
〜40km 15:38
ラスト2.195km 6:34
2:09:16


オリンピック代表を懸けた最後の選考レース。本日12時の天気は曇り、気温は19.8度、湿度62パーセント、北東の風1.0m/s。日差しはないものの気温高めで厳しいコンディション。それでもペースメーカーは1km3分で進んでいきました。

開始早々にペースメーカーのコスゲイが引っ張る海外招待選手数人とバトオチル (NTN)らのグループと、設楽と圓井が引っ張る日本人集団の二つに分かれます。まるで先日あった東京マラソンのような展開ですが、日本人集団はペースメーカーのおかげで1km約3分のいいペース。しばらく大集団でしたが、距離が進むに連れてどんどん集団の人数が減っていきました。

ハーフを過ぎると日本人トップ集団は丸山(旭化成)、中本(安川電機)、北島(安川電機)、上野(DeNA)、井上(MHPS長崎)、柏原(富士通)、石川(Honda)、石田(自衛隊体育学校)の9人で形成。その後上野、井上、柏原が落ちていきました。

30kmで最後のペースメーカーもいなくなります。ペースメーカーがいなくなって丸山が出ました。他の日本人はついていきません。中本が遅れはじめました。先頭争いはロティッチ、シンブ。
30kmで飛び出した丸山、それを追う北島、石川、深津。次第にその差はつまり、石川が日本人トップに躍り出ます。北島は脇腹が痛そうな素振りを見せますが石川についていきます。深津、丸山は2人についていけません。

日本人トップを石川と北島が争っていましたが、競技場近くになって北島がペースアップし石川を突き離しました。北島はトラックで前をゆくシンブを抜いて総合2位、日本人1位でフィニッシュ。タイムは2:09:16、自己ベストを3分以上縮めました。石川も自己ベストに肉薄する2:09:25というタイムで日本人2位。日本人3位は深津で2:09:31。この3人が代表選考会の土俵にあがることとなりました。

気温が高い中、サブテンの日本人が4人でました。30kmすぎてからの各選手の駆け引きは見ものでした。丸山選手は初マラソンだからこその早いスパートだったのでしょう。今回代表は逃しましたが経験を積めば将来可能性があると思います。36歳の石川選手はベテランらしい落ち着いた走りでした。日本人トップにでた時はこのまま日本人1位トップでフィニッシュすることを確信していたのかもしれません。しかしマラソン3戦目の北島選手の方が強かったですね。脇腹のさしこみで苦しかったと思いますが、さすが2戦2勝している北島選手、勝ちをたぐり寄せる力があるように思えます。今回は総合2位ですが、1位のケニアの選手と5秒差ですから、十分評価できると思います。今回のレースは世代交代を感じさせるものとなりましたが、その中で36歳のベテランも底力を見せてくれました。

これにて男子のマラソン代表選考会は全て終わり、あとは発表を待つのみです。(発表は名古屋ウイメンズが終わってから男女一緒の発表となります。)

第69回福岡国際マラソン選手権大会
佐々木 悟(旭化成)2:08:56
高田 千春(JR東日本)2:10:55
大塚 良軌(愛知製鋼)2:12:46

東京マラソン2016
高宮 祐樹 (ヤクルト)2:10:57
下田 裕太 (青山学院大)2:11:34
一色 恭志 (青山学院大)2:11:45

第71回びわ湖毎日マラソン
北島 寿典(安川電機)2:09:16
石川 末廣 (Honda)2:09:25
深津 卓也(旭化成)2:09:31

この9人の中から最大3人が選ばれることになります。

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